冬コミ新作「マージナルブレンド」、マスターディスクも
プレス会社さんに届いたということで、無事マスターアップしました!
特典とかの作業もあるけど、やっと一息つけます。良かったー。
メロンブックスでは、もう予約も始まっているようです。
(今回も特設サイトを作っていただけました。ありがとうございます!)
他ショップも、予約が開始されたらご案内しますね。
日記もすっかりご無沙汰になってしまってますが…
せっかくなので、更新ペースを上げる企画として、
新作の収録曲について、情報ページやCDのブックレットでは
語りきれていない部分を語っていこうかなと思います。
新作をお待ちいただいてる方は、読んでみて
CDを聴くまでにあれこれ想像してみるのも良いかもしれません。
前情報を読まず、すべてを楽しみに取っておきたい…という方は
下にある記事の続きを開かず、当日をお待ちいただければと思います。
・「マージナルブレンド」収録曲について語ろう!
(続きは「記事をひらく」から)
その1「Spica」
曲順に語るのも良いのですが、あえて順番をシャッフルしてみました。
一番手は、6曲目の「Spica」。
茶太さんがボーカルの、ピアノ中心のバラードです。
ピアノ&バラードといえは、うちの曲では「風に吹かれて」に収録されている
「lyric」を思い浮かべる方も多いと思います。
吉村麻之さんの「Normalize Human Communication」(のまひゅ)の
エンディングテーマでもあるこの曲は
未だに何かとよく名前があがるんです(本当に感謝です)。
今回、アコースティックで全体を統一すると決めたとき、
真っ先に「ピアノ中心のバラードは必ず書こう」と決めてました。
「lyric」を書いて早くも3年半(!)、そろそろ書きたいな…と。
歌詞にもあるのですが、アルバムの中では「冬の終わり」に位置づけられた歌です。
(タイトルに用いたスピカは、春の一等星です)
そしてこの曲、実は「lyric」のアンサーソングとして書いた歌でもあります。
「lyric」が女性からの目線での歌ですが、この曲は同じテーマでの男性目線での歌。
「lyric」は鈴乃(のまひゅのヒロイン)の言葉を意識して書きましたが、
(そもそもタイトルが鈴乃の「詞」という意味での「lyric」でしたし)
この曲は「のまひゅ」のための歌ではないので、
歌詞は佐古さん(のまひゅの主人公)の言葉というわけではありません。
ただ、普通に「Spica」単体で歌詞を聴くより、
「lyric」と「のまひゅ」のイメージを持って歌詞を追っていただくと、
ステレオタイプな切ない歌詞が、少しほろ苦い後味に変わる…かも、しれません。
どんな歌詞と曲に仕上がっているのかは、CDをお楽しみに。