HUMMING LIFEの全CDのジャケットを描いてくださっている、
今野隼史さんのWeb Radio「辺境電波社交場」の第10回に
日向そらがゲスト出演させていただきました…ッ!
収録したのは10/28、M3-2012秋に参加した夜。
夜の秋葉原で「美味いバーガー食おうぜッ!」と集まった二人が、
同人音楽やイラスト、HUMMING LIFEについてなど、
あれこれ語り合った2時間超(!)の長丁場トークです。
実はこの前日と翌日には、新作「マージナルブレンド」の
茶太さんボーカル曲のレコーディング、というタイミングでのラジオでした。
思うと、この3日間はものすごく濃密だったなぁ…!
さらにはトークだけではなく、ラジオらしく、
HUMMING LIFEの曲も3曲流していただいてます!(感謝!)
2nd album「Private Films」からは「東京」と「Peaceful Days」、
さらには冬コミ新作「マージナルブレンド」からはリリースに先駆けて
「Schrodinger Folks」をフルコーラスで聴けちゃいますよ。
レコーディングや曲制作についても、だいぶ深いところまで語ってますので、
興味のある方は、まったり聴いてみてくださいね。
「マージナルブレンド」収録曲について語ろう(最終回)
(続きは「記事をひらく」から)
せっかくのタイミングなので、
ラジオ「辺境電波社交場」でも触れている残り2曲について、一気に紹介!
その④「New Year’s Eve」
今回の日向そらボーカル曲です。
タイトル通り、大晦日の夜の出来事を歌った曲。
試聴を聴いていただいた方の何人かは、もしかしたら「あれ?」と思った方がいるかも。
実はこの曲のメロディーは、M3-2012秋での公開作曲企画で書き上げたものです。
(細かい部分は修正したり、歌詞をすべて書き直したりはしてますが)
ラジオでも言ってますが、書けた直後に「これ、良い感じかも?」と思ったので、
それをそのままブラッシュアップして、採用しちゃいました。
レコーディングでは、今までやったことのない歌い方に挑戦しました。
今までと同じ自分の歌い方だと、ほのぼのしたオケを殺してしまいそうだったので、
そこを敢えてセーブして、6割くらいのパワーで歌っています。
アルバムの中では、雰囲気作りにおいて実は非常に重要な曲。
茶太さんの素晴らしいボーカルが光る2曲に挟まれてますが、
皆さん飛ばさずに聴いていただけたら嬉しいです…!
その⑤「Schrodinger Folks」
そして最後、本編ボーカル曲ではラストとなる「Schrodinger Folks」です!
ラジオ「辺境電波社交場」で、フルコーラス聴いていただけます。
この曲を作るきっかけは後日、今野隼史さんから語られると思いますので。
自分からは主に曲について語りましょう。
タイトルの通り、この曲は今野隼史さんの同人小説
「シュレディンガ・フォークス」のイメージソングとして書きました。
自分が書くにあたってイメージしたのは、各章の終わりとシーンと、
表紙をめくってすぐの、青空のカラー口絵。
印象的なこれらのシーンに、自分なりの「ファンタジー」のイメージが加わり、
この曲のメロディーは生まれました。
…と書くと、何だかコツコツ制作したかのようですが、
実はこの曲、作曲は数時間しかかかっていなかったりします。
数名の方しか見てないと思いますが、Ustreamの生配信で即興作曲したんです。
大体2時間ちょっとくらいで、1コーラスのメロディーと歌詞までできてしまうという、
ものすごいスピード完成でした。
自分の場合、時間をかけると良いものができるかというと必ずしもそうではなく、
むしろ、スッと出てきたもののほうがブレがなくて良い場合が多いです。
この曲もそのパターンで、今までにない良さが随所に詰まった、
自分でもすごく気に入った1曲になりました。
HUMMING LIFEの新しい扉が開けたような気がしています。
ぜひぜひラジオ、チェックしてみてください。
そして、CDの高音質ではさらに聴き応えのある曲なので、
ぜひ新作、手にとっていただけたら嬉しいです!
次回更新で、冬コミ頒布物一覧など公開します!