最近、会社帰りに駅から自宅までバスを使わず、
30分ほどかけて歩くようになりました。
健康を意識とか、そんな立派な考えじゃなくて、
きっかけはバスに乗り遅れて、次のバスまで間が開くので、
いっそ歩くか…と、歩いてみたのがきっかけ。
行きは朝の気だるさや寒さだったり、時間が気になったりで
どうしてもバスに頼ってしまうのですが、
帰りは試しに歩いてみたら、これが意外と歩けるもので、
ろくに運動もしない自分にはちょうど良いだろうと続けてます。
人の多くない、ひんやりした夜の空気の中をてくてく歩いていると、
夜中に散歩するような妙な気持ちよさを感じたり…
歩きながらあれこれ自分の世界に思考を巡らせることができるので、
自分は夜中の散歩って大好きなんです。
実際にはそうじゃないんだろうけど、
どこか空気が澄んでいるような気がするからなのかも。
…なんて、久々に日記らしい日記を書いてみました。
ここ日記スペースだったのに、実質日記じゃなくなってたから…
・「マージナルブレンド」収録曲について語ろう(第二回)
(続きは「記事をひらく」から)
その2「Solitude」
収録曲解説、二番手は3曲目に収録されている「Solitude」です。
実は、アルバムの中で最も異質な曲かも?
歌詞もメロディーも、HUMMING LIFEの中では結構振り切ってます。
ちょっと空虚で冷たくて、どこか厳かな雰囲気。
歌詞には冬の要素ももちろん入れていますが、タイトルにもある、
孤独感からくる精神的に冷たい感じも狙っています。
最初から、この曲は変化球を狙って作りました。
ただ、普通に作ると自分のクセのついた方へどうしても行きがちなので、
それを防ぐために用いたのが「似非英語」。
試しに英語っぽい言葉で、日本のポップスというよりは
洋楽を歌うようなノリでメロディーを口ずさんでみたんです。
すると、今までにない歌いまわしが出てきて、
独特の雰囲気をもったサビが出来上がって行きました。
あとはそこから、同じように似非英語で曲全体が完成…という感じです。
ただ、苦労したのが歌詞。メロディーに言葉がなかなか乗せられずに、
とっかかりをつかむまでの作詞序盤は、ものすごく苦労しました。
似非英語に慣れすぎてて、いっそもう英語で作詞してやろうかと思ったくらい、
日本語がハマらないハマらない(笑)
「風に吹かれて」の「モノラル」や、
「Private Films」の「Songliar」のように、
自分はアルバムに1曲は暗さのあるナンバーを入れたいと思っています。
今回、「マージナルブレンド」ではこの曲がその役割になるのかも。