“M3-2014 SPRING” Report
M3-2014春、遊びに来ていただいた皆さまありがとうございました!
天候・気温にも恵まれて、とても過ごしやすかったイベントだったように思います。朝は穏やか過ぎて、ホテルを出て会場に向かう間も「……今日、新作発表のイベントなんだよな? 大丈夫だよな?」と変な気分になってしまいました。新作リリース日=コミケの超ハードな朝、という刷り込みがあって、なんかこう違和感が(笑)
この日は幕張メッセでの「ニコニコ超会議」など、他の大型イベントもあったようで、会場に向かう電車内ではいろんなイベントに行くであろう人たちを見かけました。さすがGW。
それでも東京流通センターに着くと、たくさんの人が会場を待って並んでいる様子が目に入り、自然と気合がみなぎってきました。この人たちの多くは、同人音楽の良作を手にしようと並んでいる……! サークルとしては気合も入るというものです。
自分は前日のアナログゲーム会と打ち上げではしゃぎすぎたせいで若干お疲れモードだったのですが(情けない)、そんなこと言ってられないぜと、設営に取り掛かります。
大量に搬入した新作のダンボールにアップアップしながら、どうにか設営完了。今回のHUMMING LIFEのスペースはこんな感じでした。ポスターのオーラが凄まじい……!
M3の机は他のイベントに比べると奥行きが若干(1.3倍くらい?)長いようで、心持ち広くスペースを使えます。逆に言うと、5/5のコミティアではこれより狭いスペースで同点数のアイテムを並べなければならないので、頭を使わなければなりません。
そして開場。いつもの一日中まったり座っているM3とは違い、やはり新作があるということでたくさんの方が遊びに来てくれました。スペースに来るなりまっすぐな目と声で「新作ください!」「Sketch Bookmarkを1枚!」と言ってくれた方々の期待に、きっと応えるだけの作品に仕上がっていると思っています。どうか、楽しんでいただけますように。
旧作も良いペースで手に取っていただき、冬コミシングルの「Masterpieces」はM3持込分が完売。残すは5/5コミティア会場にショップから直送される極少数(10枚弱)を残すのみとなりました。「ひなた」も残り15枚ほど。ジリジリと減ってきており、完売の二文字が見えてきました。手に取ってくれた皆さまに、心より感謝です。
イベント全体の感想としては、お客さんの比率がいつもに比べて常連さん多め、一見さん少なめという感じだった気がします。試聴される方も思ったより少なめで(M3なので、もっとガンガン試聴がくると思っていた)、M3は別室にCD試聴コーナーもあったりしますし、このあたりはイベントの空気もあるのかもしれないけど、もうちょっとなんとかしたかったなーという気もしました。イベント後半は前の通路が広い壁スペースだったこともあって、「興味ありげに遠巻きにしばらく眺められた後、試聴せず去られる」という場面も何度かあって、ちょっと歯がゆい思いもあったのです。
音楽はディスプレイやポスターを見ただけでは中身の曲そのものがわかるわけじゃないので(なるべく伝わるよう、きちんと中身の雰囲気に合ったジャケットを描いていただいてるつもりなのだけど)、一見さんにはまず試聴してもらいたいというのが本音です。近寄りやすい雰囲気、試聴しやすいスペースにしたいというのは前々から思ってることだけど、まだまだ改善の余地があるのかもしれないな。イベント前のPRのあり方も含めて、これからもより良い方法を考えていこう。
あと、前日から飛ばしすぎたせいで打ち上げでは電池が切れて酒も入れてないのに爆睡するという醜態を晒してしまいましたので、コミティアにはきちんとペース配分を考えて臨みたいと思います。今になって体調管理の注意とか、サークル活動始めて何年になるんだ自分。猛省します……。